2023年10月5日(木)~10月28日(土)木・金・土開館
黄色い花 4号 2019年
ー心象風景 ー
戦(いくさ)2016年作を今年加筆しました。
イスラム圏を旅して、心に残った思いと世界情勢を組み込んで
作品にしてみた。
緑の少ない沙漠をバスで移動をしながら、アトラス山脈からの、
貴重な恵の水のオアシスの街に自然の厳しさもみた。
物があり溢れた文明から想像できない赤い大地。その大地に命を託す人々・・・
そこに、小さないさかいはあっても、お祈りと音楽の世界で豊かに
暮らす人々がいた。しかし、同時に激動する波に巻き込まれて
苦悩する人々もいる。
ぜひみたいと思ったイエメンの門も破壊されている情報を新聞で得た。
2008年に尋ねたチュニジアの街の博物館もその後テロに破壊された記事を見た。
大きな戦争がアフリカ・中東に起きている。人間の非業に
巻き込まれて翻弄されている人々がいる。
私の戦争の原点は広島の原爆にあり、戦いの情報に、ここらを痛めている。
よこやま美術館会場風景
外光を存分に取り入れた開放的な空間に絵もあってたよ。の言葉に勇気と元気を頂きました。
池田幹雄
函館を連想して書かれたと思います。
足立正平
仙洞田文彦